FP心平のブログ

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保険会社の本社ビルが立派なのはもったいない!?

こんにちは!FP心平です!

 

私の前職の保険会社の本社は、都内の一等地にある高層ビルでした。

本社の商談ルームやセミナールームにお越しいただくと、

「こんなに立派な本社だと安心ね」と言ってくださることもありました。

あれはなんか嬉しかったな〜。

 

しかし、世の中には、

「保険会社がなぜ一等地にそんなに大きなビルを持つ必要があるんだ。そんなところにお金を使うなら、そのぶん節約して保険料を安くするほうがいいじゃないか」

とか

「保険会社のデカいビルを見ると、保険料を払うのが馬鹿馬鹿しくなる」

という声もあるようです。

 

先に言ってしまうと、この考え方はまったくの勘違いで、そのために保険の加入の是非論にまで至ってしまうのは…本当になんというか…もったいないです(時間が)。

 

保険会社の所有する不動産は、本社だけでなく「〇〇生命ビル」と書かれたものもよく見かけますよね。

 

保険会社がこうした不動産を所有する理由は、「不動産投資をしているから」。

キャピタルゲイン(保有していた資産を売却することによって得られる売却益)とインカムゲイン(不動産の家賃収入など継続的に受け取れる収益)が目的です。

 

保険会社はその資産の大半をリスクの低い公社債等を用いて運用をすることで、いざというときの支払いに備えています。不動産投資をする理由も同じです。

 

ちなみにフジテレビやサッポロ等、収益の柱が不動産投資という企業は多くあります。

 

また、不動産を所有していれば、いざというときには売却すれば現金が入ってくるので、お客様の損失を防ぐ手段にもなります。

 

ざっくりですが、日本生命1.6兆円、第一生命1.0兆円、明治安田生命0.8兆円、住友生命0.5兆円と、この4社だけで約4兆円の不動産を保有しています。

お客様を守る後ろ盾として、これだけの金額があるというのは安心材料ではないでしょうか。

各保険会社の資産の構成や運用利回りについては、決算報告書を見るとわかります。

 

金融庁EDINET

gurafu.net←損益グラフが見やすいのはこちら

 

お客様のお金をお預かりする金融業の会社が、例えば雑居ビルに賃貸で入っていたらどうか…という反論は極端ですが、保険会社が一等地にビルを所有する理由がお分かりいただけましたでしょうか。

 

いざというときのキャピタルゲインと、安定したインカムゲインのため。それはお客様からお預かりした資産と、将来のお支払いの約束を守り、お客様に安心していただくことにつながります。

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

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