FP心平のブログ

将来のモヤモヤをスッキリして、今やりたいことを我慢しないワクワクする人生に!

住宅ローン控除の勘違い

こんにちわ!FP心平です!

 

住宅ローンを組むと税金が戻ってくる住宅ローン控除(減税)、

正式名称を「住宅借入金等特別控除」のことは多くの方がご存じかと思います。

 

ただ、この制度に関して、これもまた多くの方が勘違いをしているのではないかとも思っています。

 

なので、今日は皆さんの住宅ローン控除の勘違いをお話ししていきます。

 

住宅ローン控除の上限額は年40万円(認定住宅は50万円、中古は20万円)ですが、

 

納めた税金(所得税+住民税)以上には戻ってこない!

 

そして、

 

住民税の控除額には上限がある!

(前年の課税総所得金額の7%で、136,500円限度)

 

ということをご存じない方が意外に多いのではないでしょうか。

 

そもそも、自分が所得税と住民税を年間どのくらい納めているのかを知らない人が多いのかなと思います。

 

 

例えば、年収500万円の人が4000万円の住宅ローンを組んだとしましょう。

 

住宅ローン控除で使える金額は、

 

4000万円×1%=40万円

 

です。

 

ただ、払っている税金は、おおよそ

 

所得税:14万円

住民税:25万円

※家庭状況などによって変わりますので、あくまで概算です。

 

所得税は全額控除になりますが、住民税は限度額の136,500円しか控除されないので、

 

所得税140,000円+住民税136,500円=276,500円

 

この金額しか控除はされません。

 

なので、12万円分の控除が無駄になってしまうということです。

 

この場合は、パートナーの方もローンを組める状況であれば、

うまく夫婦で配分して組むことで、住宅ローン控除を最大限活用することができます。

 

ただ、子供ができて、産休や育休などに入ると、基本的には税金の支払いがありません。つまり、奥さん側での住宅ローン控除を使うことができなくなります。

 

このようなことも想定して、住宅ローンを組んでる人がどのくらいいるでしょうか。

 

おそらくほとんどいないと思います。

 

多くの場合、今の年収で住宅ローンがどのくらい組めるのか、

月々の支払いがいくらになるのか

このくらいのシミュレーションしかしないと思います。

 

しかし、住宅ローンは長い期間支払っていかなければいけないことがほとんどです。

 

今後の人生設計を考慮した上で決めると、税金面などの優遇制度を最大限活用することができます。

 

・月々の返済金額が無理のない範囲か

・住宅ローン控除を最大限活用する夫婦での配分

・産休、育休を考慮した返済計画&住宅ローンの配分・控除の活用

 

この3つポイントを考えて住宅ローンを決める金融機関や不動産・住宅会社はほとんどないのではないでしょうか。

 

ここまで考えて住宅ローンを決めるためには、ライフプランニングが必要です。

 

そして、そのライフプランニングも誰がするかによっても、結果がまったく変わってくることがあります。

 

人生で、もっとも大きな買い物をするときのシミュレーションですがから、

しっかりと信頼できるプロに依頼することをおすすめします。